活動のようす
「パッチワークの森づくり」の事業は、2007年10月にスタートしました。
2009年3月までに、9箇所のモデル林整備を行い、森の環境や木の生長、活動方法等について
調査・研究を行いました。
ここでは、2007年度、2008年度の森づくり活動についてご紹介します。
これらの活動をもとに、パッチワークの森づくり活動を今後さらに展開させていく予定です。
活動スケジュール
・2007年11月 15m×15m方形区設置候補地の選定
、場所決め
・2007年12月 方形区の下刈り
・2008年1月 危険木の除伐
・2008年2月 A・Bエリア方形区内のスギの伐採、玉切り・枝払い搬出作業
・2008年3月 植樹作業(苗木の植えつけ)
・2008年7月 意見交換会
・2009年3月 Cエリア植樹
方形区の設定
今回の林地は、保安林指定のかからない共有林、および、個人の土地所有地で、39年生のスギ林と
43年生のヒノキ林の分布する林地です。
方形区の位置の検討は、風倒被害の状況と立地をみて、図のように、3エリア9ヶ所を選定しました。
【Aエリア】方形区1~3:(2007年度)立木が比較的残存する緩斜面
【Bエリア】方形区4~6:(2007年度)立木の倒れ方は様々で、比較的傾斜のある立地
【Cエリア】方形区7~9:(2008年度)Aエリアに隣接
これらの方形区の航空写真を【森のようす】ページに掲載しています。